kakeibo

これは何？

家計簿集計sqlite3

• 一年分の家計簿データの集計を行い、各種集計を参照できる
• 元データは手元にあることする(日付,摘要,金額,費目)
• データは全インポートのみ。差分インポートはなし。複数のデータ元のインポートは結合インポートとして扱われる

集計参照

• 費目別/月別集計(HimokuView) - 費目ごとの月合計
• 残高集計(Zangaku) - 費目別予算に対する残高 -は予算超過金額
• 繰越集計(HimokuGroupView) - 当月の繰越金は、翌月の前月繰越金に表示.+ならば黒字、-は赤字
• 決算(Kessan)/費目決算(HimokuKessan)

なんちゃってER図

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設定

費目設定ファイル himoku.csv

conf[/user]/himoku.csv

columns= id,Name,HimokuGroupid

col	desc
id	一意のキー.数字.
Name	費目名.残額メモではタグと呼ばれるもの.
HimokuGroupid	費目の対応する費目分類id.1-4までのいずれかの数字.

費目分類

費目分類id	名前
1	収入
2	税金他
3	純生活費
4	預貯金

収入-税金他が可処分所得.

予算設定ファイル yosan.csv

conf[/user]/yosan[YYYY].csv

columns = Himokuid,Yosan

Col	Desc
Himokuid	費目id
Yosan	費目の一ヶ月の予算

• 予算は費目に対する通年予算を12で割った金額を一ヶ月予算とする.

コマンド 家計簿DB(sqlite3)の構築/データインポート

家計簿DBの構築 build.sh

出力ファイル

data[/user]/YYYYkakeibo.sqlite3

"Usage: .gbuild.sh -y YYYY [-k 前年度繰越金] [-u user[-h] [-b]]"

option	arguments	desc
-y	YYYY	家計簿年
-k	数字	前年度繰越金.defaul.任意の英数t 0
-u	user	ユーザ名.任意の英数文字
-h	フラグ	-u、-hがある場合、conf/user/配下の費目設定ファイルを読み込む default conf/himoku.csv
-b	フラグ	-u、-bがある場合、conf/user/配下の予算設定ファイルを読み込む default conf/yosan.csv

データインポート import.sh

• データのインポートと繰越金計算を行っている.
• データは当年1/1から翌年1/31までをインポートする.
• -yオプション省略時は当年家計簿で処理を行う.

インポート元データ準備

残額メモのエクスポートデータのうち、zanmemo.dat2をdata[/user]ディレクトリに入れる.

インポート

import.shを実行する.

"Usage: ./import.sh [-y YYYY] [-u user] [-i importtype] [-j]

option	arguments	desc
-y	YYYY	家計簿年
-u	user	ユーザ名.任意の英数文字
-i	importtype	default.zanmemo
-j	フラグ	複数のインポートデータがある場合は先に登録されたデータに対して結合して登録する

当座テーブル(Touza)

インポートされたデータは、当座テーブルに格納される。

sqlite3> SELECT * FROM Touza;
id,Date,Desc,Amount,Himoku

Col	Desc
id	プライマリキー(自動付与)
Date	YYYY-MM-DD形式 sqlite3の日付形式で検索可能
Desc	摘要.残額メモのタイトル
Amount	金額.収入はマイナス、支出は自然数
Himoku	費目名.残額メモのタグ

ログイン login.sh

login.shを実行する.-yオプション省略時は当年家計簿にログインする.

> ./login.sh [-y YYYY] [-u user]

コマンド使用例

2013年、userはshino、あらかじめconf/shino/himoku.csvとconf/shino/yosan2013.csvを作成しておく. データはdata/shino/zanmemo.dat2を入れておく.

> ./build.sh -y 2013 -u shino -h -b
> ./import.sh -y 2013 -u shino
> ./login.sh -y 2013 -u shino

独自のmyデータとzanmemoデータがある (あらかじめ独自データインポートのsql/import.my.sqlを作成する)

> ./build.sh -y 2012 -u shino -h
> ./import.sh -y 2012 -u shino -i my
> ./import.sh -y 2012 -u shino -j
> ./login.sh -y 2012 -u shino

二度目移行は、import.shとlogin.shを同様に繰り返す.

sqlite3 集計参照

費目集計(HimokuView)

sqlite3> SELECT * FROM HimokuView;
ViewType,id,Name,Jan,Feb,Mar,Apr,May,Jun,Jul,Aug,Sep,Oct,Nov,Dec

Col	Desc
ViewType	HV
id	費目id
Name	費目名
Total	費目別年間合計
Jan-Dec	1月から12月の費目ごとの集計金額

費目別予算残額集計(予算を立てた人)(Zangaku)

sqlite3> SELECT * FROM Zangaku;
ViewType,id,Name,Jan,Feb,Mar,Apr,May,Jun,Jul,Aug,Sep,Oct,Nov,Dec

Col	Desc
ViewType	Z
id	費目id
Name	費目名
Total	費目別年間予算残額合計
Jan-Dec	1月から12月の費目ごとの予算対する残額金額.残額が予算超過（赤字)はマイナス. 繰越タイプが収入(1)の費目は予算に対する不足金額がマイナス.

応用 費目と残額を一度に知りたい

sqlite3 SELECT * FROM HimokuView UNION SELECT * FROM Zangaku OREDER BY id,ViewType;
ViewType,id,Name,Jan,Feb,Mar,Apr,May,Jun,Jul,Aug,Sep,Oct,Nov,Dec

繰越金集計(HimokuGroupView)

sqlite3> SELECT * FROM HimokuGroupView;
ViewType,id,Name,Jan,Feb,Mar,Apr,May,Jun,Jul,Aug,Sep,Oct,Nov,Dec

Col	Desc
ViewType	HGV
id	費目分類id
Name	費目分類名
Total	費目分類別年間合計
Jan-Dec	1月から12月の費目分類別集計金額.前月繰越金は、前月の"前月繰越金+収入-(純生活費-税金他-預貯金)"

繰越金集計の 翌月の前月繰越金 が、実際の 当月の赤字/黒字 を示している.

応用 費目集計と繰越金集計を一気に知りたい.

sqlite3> SELECT * FROM HimokuView 
sqlite3> UNION
sqlite3> SELECT * FROM HimokuGroupView 
sqlite3> ORDER BY ViewType,id;

決算(HimokuKessan / Kessan)

費目別決算と収入、税金他など費目分類の決算が取得できる.

費目別決算

sqlite3> SELECT * FROM HimokuKessan;

決算

sqlite3> SELECT * FROM Kessan;

項目は共通

Name,Total,FiscalYear,FirstFiscal,SecondFiscal,JanMar,AprJun,JulSep,OctDec 

Col	Desc
ViewType	HK=費目決算 K=決算
id	費目idまた費目分類id
Name	費目名または費目分類名（収入、税金他、純生活費、預貯金)
FiscalYear	12ヶ月決算(1-12月)
FirstFiscal	上半期決算(1-6月)
SecondFiscal	下半期決算(7-12月)
JanMar	四半期決算(1-3月)
AprJun	四半期決算(4-6月)
JulSep	四半期決算(7-9月)
OctDec	四半期決算(10-12月)

次年度繰越金取得

次年度繰越金を取得する.

sqlite3> SELECT NextKurikoshi FROM Kakeibo;

Col	Desc
NextKurikoshi	次年度繰越金

ライセンス

CC BY-NC-SA

Author:[email protected]