2値の外部変数を用いた対応分析の是非について

[nomserina]

お使いのKH Coderのバージョン

3.Beta.07f,

ご質問の内容をお書きください

■お使いのOS
Windows 11,

■スクリーンショット

■分析しようとしているのは何語のテキストですか？
：日本語

■ご質問の内容

いつもお世話になっております。現在KHコーダーを用いて、テキストデータを分析し、考察をしている最中のものです。
対応分析の利用方法に関して質問があります。

あるテキストデータ（700件程度、抽出語数175,600程度、異なり語数7000程度）を2つに分類して対応分析を行っています。
対応分析の設定法としては、2値（0か1)の変数を外部変数に設定し、出現回数80回以上の名詞，形容詞、形容動詞、を用いて分析し，差異が顕著な上位60位までの語を配置する対応分析を行いました。一直線に配置されることは理解しており、直線の最も端に位置している言葉が外部変数○○には、特徴的であるという結果の解釈をしようと考えておりました。一方、一直線であることで、対応分析の良さ（ベクトルで配置したものを散布図で可視化する）といったものが失われていると感じました。対応分析を2値の外部変数で行った結果を用いて論文の考察を行うのは一般的な使い方ではないのでしょうか？共起ネットワーク等も試しましたが、より特徴的である語が分かりやすい分析の仕方は対応分析である感じています。が、この利用法が適切なのだろうかと、考えあぐねています。

・対応分析を2値の外部変数で行うことの意義
・代わりに利用できる2値の変数における特徴を示す分析
上記についてアドバイスいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

[ko-ichi-h]

もう何もかもお書きいただいた通りだと思います。

FAQに書いた以上のことは、こちらでもあまり考えられていません。
https://khcoder.net/FAQ.html#corresp_2cat

対応分析でいくなら、現時点では、水平軸上にプロットし直したものをご自身でお作りいただく方が良いと思います。（水平軸上にプロットする機能は未リリースですので）

チュートリアル p. 19 の特徴語の表であれば、数値がつきますので、どの語がより特徴的か、読み取りやすいかもしれません。

[nomserina]

樋口耕一様
ご連絡をありがとうございます。
また、代替法についてもご回答いただけて大変助かりました。
特徴語の方も表示して、どちらがよりよいか判断させていただきます。

KHCoderを開発してくださりありがとうございます。
多種多様な機能をフリーで利用でき、大変ありがたいですし、日ごろから活用させていただいております。
引き続きよろしくお願いいたします。